コロナで七五三や成人式はどうなる?写真スタジオで撮影はできる?
2020年に入ってから新型コロナウイルスの影響が深刻化し、七五三や成人式などのイベントにも影響が出始めています。七五三や成人式の記念写真を撮影する予定のある人のために、新型コロナウイルスの影響について紹介しますので、写真を撮影する際の参考にしてください。
七五三に関する新型コロナウイルスの影響
七五三の記念写真をこれから写真スタジオで撮影する予定のある人にとって、大きな影響を与える可能性があるのが、新型コロナウイルスの影響です。ウイルスの影響は日本でも2020年の初めから出ていますが、緊急事態宣言が発令されたことから、さらに深刻な影響が及ぶようになりました。
ウイルスの感染を防ぐために、さまざまな場所で予防のための措置をとることが義務づけられましたが、写真スタジオでの撮影もそうした対策の影響を受けて、しばらくの間、休業するお店も現れました。コロナウイルスの感染拡大のペースが低下してきて、撮影を再開するスタジオも多くなってきたので、現在では多くのスタジオで通常通り記念写真を撮影できるようになっています。
しかし、ウイルスの感染者の数によっては、再度感染拡大を防止するための厳しい規制をしなければいけない場合もあるので、予断を許さない状況です。2020年の七五三が行われるのは例年通り11月15日の前後ですが、その頃にはウイルス感染拡大も沈静化して、患者の数も減少している可能性もあります。
そうなれば、通常の七五三と同じように写真撮影ができますが、7月になってもまだ感染者の数は増えているので、11月になっても現在と同じように、感染防止のための措置が継続されていることも充分考えられます。写真スタジオで七五三の記念写真を撮影する際にも影響が出ると考えられますが、とくに影響を受ける可能性があるのが、写真を撮影できる人数です。
ウイルスの感染を防ぐために、通常よりも写真撮影ができる人数を限定して撮影を行っている場合もあるために、普段よりも予約がしにくくなっている可能性もあります。そのために、七五三の記念写真をスタジオで撮影したい場合には、できるだけ早い時期に撮影の予約を入れておいたほうが、確実に撮影をできます。
七五三のお参りも普段より人数を制限して行われる可能性もあり、お参りのしやすい、人のあまりいない日を選んでお参りをしたほうが、ウイルスの感染を予防することもできるので、子どもの健康のためにも最適です。
成人式に関する新型コロナウイルスの影響
成人式の記念写真も新型コロナウイルスの影響を受ける場合があります。成人式が開催される時期は自治体によって異なっていますが、多くの自治体で次に成人式が開催される予定があるのが2021年の成人の日です。
その頃にはウイルスの流行も沈静化していて、どこの写真スタジオでも通常通り記念写真を撮影できるようになっている可能性は高いですが、その頃になっても、新しい感染者の数が減っていない場合もあるので、予測するのが難しいのが現状です。
2021年になっても、感染拡大のための予防措置が継続している場合には、スタジオでの写真撮影も一定の制限を行っていることも考えられ、一日に撮影できる人数が制限されている場合もあるので、早めに予約をしたほうが、確実に記念写真を撮影しやすくなります。
最近では成人式を成人の日以外に開催する自治体も増えてきていますが、とくに多くなっているのが、都会に出て行った若い人が、故郷に戻ってくる夏休みの期間です。そのために、8月のお盆の前後に成人式を開催する自治体も多いのですが、感染者が増加している背景から2020年の8月に開催される成人式に参加する予定のある人は2021年の1月に成人式に出席する予定のある人よりも、記念写真の撮影に影響が出やすいと考えられます。
2020年の7月になっても、ウイルスの感染拡大のための予防措置は必要になっているので、8月に記念写真を撮影する場合にも、影響が出る可能性が高いです。そのために、記念写真を撮影する予定がある人は、撮影を依頼したいスタジオにあらかじめ問い合わせをして、8月も普段通り営業しているかどうかを確認してから予約を入れたほうがよいでしょう。
自治体によっては、感染拡大を防止するために、成人式が延期されたり中止されたりする可能性もありますが、式に参加できなくても20歳になった記念に写真をスタジオで撮影することもできるので、大人になった記念を写真に残すことができます。
例年どおりに撮影ができない場合、非常に残念な気持ちになるかもしれません。しかし感染拡大を防ぐためには必要な措置であり、もし成人式が中止あるいはオンライン開催などの制限付きとなった場合には、国や自治体の指示に従って規定の方式で参加することで感染拡大に貢献しているという前向きな気持ちでいることをおすすめします。
感染防止のための七五三や成人式の写真撮影のマナー
七五三や成人式の記念写真を写真スタジオで撮影する場合には、コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、正しいマナーを守って写真撮影をする必要があります。スタジオでは密閉した空間になるのを防ぐために、普段よりも風通しをよくして撮影している場合も多いですが、感染の拡大を防ぐためには、利用者側の協力も必要です。
撮影をするカメラマンも、感染の拡大を防止するためにマスクをつけて、適切な距離をあけて撮影をすることになりますが、写真を撮影される利用者は、写真を撮影するときだけ、一時的にマスクをはずして撮影することになります。写真の撮影が終了した後は、できるだけ早くマスクをつけ直すことで感染の拡大を防ぐことができます。スタジオにいるときはこまめに消毒をすれば、効果的に感染を防止できます。
七五三のための記念写真を撮影する子どもの場合には、大人以上にしっかりと感染防止のための努力をすることが必要で、マスクや消毒などをしっかりとさせて、感染を防止するのが大人の役割です。複数の人で一緒に七五三や成人式の撮影をするときはとくに、しっかりとした感染拡大の予防措置をすることが必要で、撮影をしていないときは、互いにあまり近づきすぎないようにして、一定の距離をおいて接したほうが感染の拡大を防ぐには効果的です。
スタジオによっては、感染の拡大を防ぐために普段よりも一度に撮影できる人数を制限している場合もあるので、グループでの撮影を希望している人は、あらかじめお店に問い合わせをしておくのがおすすめです。
2020年に発生した新型コロナウイルスの流行は、さまざまな場所に影響を及ぼしていますが、感染の拡大を防ぐために日本国内いたるところで対策が行われています。七五三や成人式の記念写真を写真スタジオで撮影する場合にも、感染拡大を防ぐため普段よりも撮影できる人数を制限して撮影を行っている場合があります。撮影をする予定のある人は、あらかじめ確認をしてから予約をすることをおすすめします。
七五三の場合には、記念写真を撮影する前後にお参りにいく場合、人の少ない日を選んでお参りに行ったほうが、感染を防止しやすくなります。成人式の場合には、人が多く集まるイベントのために、式自体が延期される可能性もありますが、式に出られなくても、20歳になった記念に写真スタジオで撮影することはできます。スタジオで撮影をするときは、感染防止のためのマナーをしっかりと守って撮影することも必要です。