おしゃれ&自然な家族写真を撮りたい!スタジオ撮影のポイントは?
フォトスタジオで撮影するのって、かしこまった感じがしますね。けれど最近は家族写真をスタジオで撮る家族が増えています。そしておしゃれで自然な雰囲気の写真を撮ってくれるスタジオも少なくありません。今回は、フォトスタジオでおしゃれで自然な家族写真を撮るポイントを探っていきましょう。
自然なポーズを撮るための3つのコツ
自然なポーズの写真を撮るのは、簡単なようで難しいかもしれません。とくに家族写真となると照れもあるでしょう。では、自然なポーズとはどのようにすればよいのでしょうか?
足元のポーズを意識する
写真を撮る際に気を付けなければいけないのが、足元のポーズです。全身のスタイルをよく見せるには、足元を意識することが大事です。父親の場合は男らしく少し大きめに足を広げることで、存在感が増します。
母親の場合は足先を伸ばし、膝を横にして座れば女性らしく見えます。足元のポーズをあまり気にしない人が多いですが、フォトスタジオではカメラマンが的確な支持を出してくれます。おしゃれは足元からともいいますから、ファッションにも気配りが必要です。
手元のポーズを意識する
家族写真で必要不可欠なのがスキンシップで、家族が触れ合っているさまは非常に微笑ましいです。子どもが小さい間は、親と子が手をつなぐのは日常的な光景です。子どもの成長とともに親子間で手をつなぐという行為は次第になくなりますが、親が年老いてくると手をつなぐというよりは手をひくというイメージになります。
どちらであっても手と手が触れ合うことで、互いに幸福感を感じることができます。家族写真を撮る際に手元のポーズを意識することで、写真のイメージは大きく変化します。
家族で手をつないだポーズは、家族も周りの人も笑顔にするはずです。最初は恥ずかしくて緊張感もあり、なかなか笑顔にはなれないかもしれません。
しかし、緊張がほぐれてくると、おしゃれな写真を撮るということに集中できるようになります。家族写真を撮るという人生の一大イベントを成功させるためにも、家族とのスキンシップを楽しみましょう。
体を寄せあったポーズを意識する
足元と手元のポーズを意識しても、家族と体を寄せ合っていなければ不自然さがあります。個々の写真を撮るのではなく、家族と体を寄せ合って一体感を出すのが家族写真といえます。
もちろん、人生のさまざまな行事での記念写真は、家族同士が体を寄せ合って撮ることはあまりないでしょう。かつては、正装で撮影が行われていました。
しかし、時の流れで、フォトスタジオでの撮影も変化し、おしゃれで自然な家族写真を求める人が少なくありません。おしゃれで自然な雰囲気を出すには、家族とのスキンシップは欠かせないでしょう。
ただ頬と頬を寄せ合っているだけでも、温かみのある写真が撮れます。体を寄せ合ったポーズは家族の一体感を出し、心温まる一枚となります。プロのカメラマンによると、家族写真のポーズを作るときには、家族の形を三角になるようにするのが基本だそうです。
互いに支えあっているイメージで、かつおしゃれで自然なポーズを表現できます。家族同士が体を寄せ合って、三角をイメージしたポーズをいろいろ試してみるのがよいでしょう。
具体的にどんなポーズをすればいいの?
それでは、実際おしゃれで自然な家族写真を撮るには、どんなポーズをすればよいのでしょうか?
肩を組む
家族みんなで肩を組むポーズは、一体感が感じられ仲がよいということを強調します。日ごろ家族で肩を組むことはないかもしれませんが、これも触れ合いの一つでスキンシップになります。
親子間で身長差があって組みにくい場合は、椅子に座るなど工夫をしましょう。しっかり肩を組みあうことで、家族の結束感を表します。
背の順で並ぶ
背の順で並んで家族写真を撮ると、面白い雰囲気に仕上がります。身長差があるほどユニークな写真が撮れるかもしれません。背の順で並んで、それぞれ肩に手を置いていくとより親近感がわいてきます。カメラに向けて思い切り笑顔を作りましょう。
同じポーズをする
家族みんなで同じポーズをするのも、案外面白いかもしれません。子どもの好きなポーズを選択し、親が合わせる形がよいでしょう。難しいポーズは避けて、あくまで子ども中心のポーズが望ましいです。ピースサインのような手を使ったポーズなどいろいろ楽しめます。
カメラに向かって歩く
写真は静止したまま撮るものですが、動きのある写真を撮ることも可能です。たとえばカメラに向かって歩いてポーズをとると、面白い写真が撮れるでしょう。
自分で撮る場合は、さまざまなシャッターを切る方法が使え、シャッタースピードを早くすることも可能です。静止した状態で撮るよりも躍動感があり、自然な表情を引き出せます。
寝転んで撮る
家族で寝転んで撮るというのも、ユニークな発想で面白いかもしれません。あお向けに寝て真上から撮ると、より楽しい写真になるでしょう。寝転ぶというのは子どもにとっては遊び感覚なので、自然と笑顔になること間違いなしです。ただ寝転ぶだけではなく、いろいろなポーズを考えるのも楽しいです。
円になって手をつないだり、服をコーディネートしたりするのもアイデアの一つです。
身体をひっつける
自然なポーズを撮るコツでもご紹介しましたが、家族が仲よくひっついているのは微笑ましい光景です。家族写真は仲のよさをアピールすることも大事なので、子どもを中心にして家族がひっつくポーズをとりましょう。
家族で手や足をひっつけるポーズをすれば、手や足が強調されて成長のようすも感じ取れます。そして普段親と子が体を寄せ合って密着することがなくても、家族写真を撮る間だけでも、互いに幸せを感じ取れるのではないでしょうか。
スキンシップによって、心がおだやかになり幸福感で満たされるというデータもあります。気恥ずかしくても、一時のやすらぎを得ることは、家族の絆を深めることにつながります。
後ろ姿を撮る
後ろ姿で家族写真を撮るというのはどうでしょう。普段自分自身で見られない後ろ姿を、家族みんなで撮るのは何かワクワク感がありますね。後ろ姿であってもそれぞれ表情は違っていて面白い発見があるかもしれません。後ろ姿から何を感じとれるのか、興味深い家族写真になるはずです。
子どもに合わせた遊びで写真を撮る
子どもには好きなキャラクターやヒーローがいて、大人になっても懐かしく思い出されます。男の子なら電車ごっこやヒーローもの、女の子ならままごとを取り入れてもいいですね。
それぞれキャラクターになりきれば、表情豊かな写真が撮れます。少し恥ずかしいかもしれませんが、親も子どもに合わせてなりきりポーズを決めましょう。最近はペットも家族の一員なので、家族写真の中におさまるのは珍しいことではありません。
ペットと共に楽しくポーズを決めて、おしゃれで自然な家族写真を目指しましょう。その時々の表情は一度きりなので、家族写真として残せる財産となります。
まとめ
おしゃれで自然な家族写真を撮るコツなどをご紹介しましたが、いかがでしたか?家族写真イコール正装というかつてのイメージも、今ではカジュアルでアットホームな感じがします。フォトスタジオで撮るというのもメジャーになってきて、かしこまって撮るということはなくなってきました。おしゃれで自然な家族写真は撮るには、足元や手元のポーズを意識し、家族みんなでスキンシップをとるというのが必要不可欠です。親子が触れ合ってさまざまなポーズで撮る写真は、かけがえのない宝物になります。最近では触れ合う中で、頬にキスするポーズも人気のようです。照れたりする感じが表情に出て、それもよい思い出になるでしょう。もちろん無理強いはよくないので、親子で納得して撮るようにしましょう。