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大量の写真の整理!写真のデータ化や仕分けはどう進めればいいの?

公開日:2022/01/15  


写真を整理していると、あまりにも大量にありすぎて驚くことがあるでしょう。大量にありすぎて、必要な写真を見たい時に取り出せずに困ったという経験をした方も多いはずです。この記事では、写真のデータ化や仕分けをする方法について説明します。写真の断捨離に役立ててください。

写真やデータを整理する前に必要な下準備

写真やデータを整理する前に必要な下準備には、4つのステップがあります。

1つ目のステップは、写真の全体量を把握することです。整理を進んだ段階で別の写真が出てきたのであれば、またやり直しということにもなりかねません。プリントした写真は、いろいろな場所に分散して収納していることもあるでしょう。それらを一箇所にまとめて置けば、全体量を把握しやすくなります。また、画像データに関しても同様に、スマートフォンやカメラで別々に保存しているデータを一箇所に集めましょう。容量データが大きくなる場合には、外付けHDDなどを活用することをおすすめします。

2つ目のステップは、写真を時系列に仕分けすることです。集めたすべての写真や画像データを時系列に仕分けすることで、重複している写真や同じアングルで撮った写真などが見えてきます。プリント写真の場合、年別ごとで箱や袋を用意します。年別の仕分けが終わったら、各年を「月別」に仕分けしておくとよいです。「月別」の仕分けには付箋や封筒を使うと便利です。「月別」でなく、季節ごとに分けることもできます。画像データの場合、パソコン内に保存できます。並び替え機能を使うことで、時系列の並び替えをすることが可能です。

3つ目のステップは「要・不要・保留」など写真のランク分けをすることです。写真の仕分けが終わった後は、不要な写真を処分していきましょう。画像データの場合は削除することになりますが、うっかり削除することが不安という方は「不要」フォルダを作り移動させるなら保険になります。処分を迷う場合は、一度「保留」に移しておき時間を置いて考えることをおすすめします。

4つ目のステップは、活用方法や保存の仕方を決めることです。撮るだけでなく、振り返って楽しむことで写真の価値は上がります。プリント写真や画像データの整理ができたら、思い出を振り返る手段として活用しましょう。たとえば、画像データを使ってフォトブックを作ったり、自作動画の素材として利用することもできます。家族や友人と思い出を共有すれば、写真撮影をより楽しむことが可能です。

写真をデータ化する方法

写真をデータ化する方法は4つあります。

1つ目の方法は、プリンターでスキャンする方法です。自宅にあるプリンターや複合機のスキャナー機能を使うと、自分でデータ化できます。しかし、プリンターの中にはスキャナー機能が備わっていないものもあります。そのため対応可能なプリンターか、事前に確認しておくことが大切です。自宅に居ながら好きなタイミングでデータ化できるのは便利ですが、写真がたくさんある場合は時間がかかる恐れがあります。

2つ目の方法は、スマホアプリでスキャンする方法です。手順はシンプルで、アプリを使って写真を撮影するだけです。難しい操作が苦手な方でも簡単にデータ化できます。とはいえ簡単に操作できる方法であるものの、写真が大量にある場合には時間がかかることもあります。

3つ目の方法は、コンビニのコピー機でスキャンする方法です。コンビニのマルチコピー機で写真をスキャンし、USBメモリーにデータを保存します。コンビニチェーン店によっては、アプリのインストールが必要だったり、対応サイズや価格も異なる場合があるでしょう。そのため利用する前に、しっかり確認しておくことが必要です。また、コンビニのマルチコピー機は他の利用客も使用するので、データ化したい写真が多い場合は他の方法がおすすめです。

4つ目の方法は、業者に依頼するという方法です。「写真が大量にありスキャンする時間がない」「自分でデータ化するのは不安」という方は、業者に依頼することをおすすめします。業者には、店舗を構えているショップとオンラインのみで受け付けているショップがあります。

直接相談して安心して任せたい方は店舗に、気軽に家から注文したい方はオンラインというように使い分けましょう。自力で大量のアルバムをデータ化するには、時間と労力が必要です。業者に依頼すれば、作業はすべてお任せで手間もかかりません。自分でデータ化すると難しいアルバムもキレイにデータ化してもらえることでしょう。

これらの4つの方法の中から、自分に合った方法を選んでください。

不要な写真が出たときは

不要な写真が出た場合、どのように処分したらよいのか悩むことがありますよね。そこで写真を捨てる前に一工夫すれば、不安な気持ちを解消しやすくなるかもしれません。たとえば、写真をシュレッダーにかけることや、新聞紙や袋で包むことが1つ挙げられます。また、ガムテープを使って写真をグルグルと巻いてしまうということもできます。写真には、自分だけではなく他人の個人情報も含まれている恐れがあるので、処分する際はプライバシーの流出に最善の注意を払いましょう。写真を処分する方法は4つあります。

1つ目の方法は、燃えるゴミとして出す方法です。この方法は、最も手軽な方法だといえるでしょう。「プライバシー対策すれば、抵抗ない」という方は「通常の燃えるゴミ」と一緒に自分で処分できます。アルバムに金属部分がある場合は、必要に応じて分別します。

2つ目の方法は、クリーンセンターに持ち込むという方法です。クリーンセンターとは、各地域に設置された行政が運営するゴミ処理施設のことをいいます。クリーンセンターを利用する場合、ゴミを直接搬入して処理するため、プライバシー対策する手間が省けます。この方法は、写真を燃えるゴミに出すのが不安な方におすすめです。しかし地域によっては予約が必要であったり、料金がかかったりする場合があるので、事前に確認しておく必要があります。

3つ目の方法は、お焚き上げをしてもらうという方法です。お焚き上げとは、遺品や思い入れのあるものを供養・焼却して浄化する儀式のことです。地域により対応は異なりますが、写真の量によっては自宅の庭や所有地を使用できます。自分でできない場合は、寺院や神社に依頼してみましょう。故人の写真や思い入れがある写真など、細断したりゴミとして処分したりするのに抵抗がある方におすすめです。

4つ目の方法は、専門業者に依頼するという方法です。プライバシーが気になって自分で処分したくない場合、溶解処理業者に依頼する方法もあります。溶解処理業者とは、写真や機密文書、個人情報などを溶解炉で溶かして処理する業者のことです。専門業者に依頼すれば、プライバシーを守りながら処理してもらえるため安心できます。

 

大量の写真やデータを整理するために、まずは下準備から始めることが大切です。写真の仕分けをした後は、活用方法や保存の仕方を決めていきましょう。写真をデータ化すれば、いつでも簡単に思い出を振り返ることができます。不要な写真が出た場合には、プライバシーに配慮し写真を処分してください。定期的に写真をチェックし、思い出を整理していけば、スッキリとした気持ちを保てます。

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