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祝い事の記念撮影なら縁起のいい日に!知っておきたい六曜・六輝とは

公開日:2022/08/15  最終更新日:2022/08/18


お宮参りや七五三などのお祝い事の記念撮影は、縁起のよい日を選びたいと思うものです。縁起の良い日として「大安」「友引」という言葉はご存じでも、意味までは知らないという人も多いのではないでしょうか?大切な記念となる日ですから、違いや意味を確認しておくのも大切です。今回は、お日柄を選ぶときの六曜・六輝についてご紹介します。

六曜・六輝とは

「六曜」とは、古くから用いられている日時の良し悪しを表す暦のことで、別名「六輝」とも呼ばれています。私たちの日常にも深く浸透しており、身近なもので言えばカレンダーやスケジュール帳で目にされたこともあると思います。お日柄は、先勝・友引・大安・赤口・先負・仏滅の6種類で表されます。古くから日本で親しまれている六曜ですが、実はその起源は詳しくわかっていないといわれています。

古代中国が発祥といわれており、日本に伝えられたのは鎌倉時代末期(14世紀前半)。広く一般で使われるようになったのは江戸時代末期(19世紀中頃)ともいわれています。幕末になると、暦に六曜が積極的に用いられるようになり、明治時代初頭まで続きました。大きな転換点を迎えたのは、明治時代中期ごろです。「六曜の考え方は迷信で人々を惑わす」とされ、政府は六曜の使用を禁止してしまいました。程度に差はありますが、古くからお祝い事の日取りなどを決めるときは、運勢やお日柄を気にしていたようです。

第二次世界大戦が終わると政府の規制がなくなり、カレンダーを自由に作ることができるようになりました。この時に暦に六曜が戻り現代まで続くものになったといわれています。現代では当たり前にもなっている六曜ですが、一般の人が使うようになるまでには意外と長い時間がかかっています。六曜が馴染まないとされた時もあり、時代に翻弄されながらも脈々と受け継がれてきたもののようです。六曜という言葉に聞き馴染みがなくても、大安と仏滅の2つについてはなんとなく理解しているという人が多いのではないでしょうか。

大安とは

六曜にあまり馴染みのない方でも、「大安」はご存じという方も多いのではないでしょうか。六曜の中で最も知名度が高い日でもあります。カレンダーやスケジュール帳には赤字で記されていることも多いので、日本人であれば一度は耳にしたことがあると思います。文字の通り「大いに安し」という意味で、何をやっても物事がうまく進むとされる日です。「大安吉日」という言葉もあり、一日中すべての時間で縁起がよい日になります。

実際に、引っ越し、大切な契約などが行われることが多い日でもあります。その中でも特に結婚に関する行事では、様々なタイミングで大安を意識して物事を決められる方も多いのではないでしょうか。たとえば、両家の顔合わせや結納の日、入籍や挙式当日などは大安が一番人気の日です。

他にも、招待客宛に出す招待状の消印が大安になるように投函される方も少なくはありません。子どもの記念写真にも大安の日付を入れる方も多いのではないでしょうか。特に小さなお子様の場合、撮影中に機嫌が悪くなり子どもが泣いてしまうなんてことも考えられます。撮影が思うように進まない時も縁起のよい日に撮影することで、「これも大切な思い出」と思える気持ちの余裕が生まれるかもしれません。わが子であれば泣き顔さえも愛おしく思えるものですが、当日のお日柄に不安があると「大安の日にすればよかった」というような後悔が残るかもしれません。そんな後悔が残らないように、是非お日柄はチェックしてみてください。

六曜の大安以外にも縁起がよいといわれる日があります。ここでは代表的な天赦日(てんしゃび)、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)の2つを紹介します。行事だけではなく、様々な事柄において吉日とされていることから、宝くじ売り場や財布売り場などで、この言葉を目にされることもあるかもしれません。

1つめの天赦日になります。毎月必ずある日ではなく、季節と干支で決まるため、年に数回しかない貴重な吉日です。天赦日は、百ともいわれる多くの神様が天に昇っていき、万人の罪を許してくれるといわれる最上級の吉日になります。そのため仏滅など凶の日と重なると、縁起の悪さを消してくれるといわれている日でもあります。

2つめの一粒万倍日は、一粒の籾が稲穂になる頃には万倍にもなって成長する、という意味の日です。天赦日と同じように何か物事を始める日にふさわしいとされています。普通のカレンダーや手帳には載っていないことが多く、初めて聞いた方も多いかもしれません。ただ年に数回しかない日ということもあり、六曜よりも貴重と考えている方もいるので、これからお祝い事を控えている方は参考にしてみてください。

仏滅とは

「大安」と並んで、馴染み深い六曜に「仏滅を挙げられる方も多いかもしれません。使われている漢字からも想像できるように「仏さえも滅してしまうような大凶」という日になります。六曜の中で一番縁起が悪い日であり、何事も上手く進まない日とされています。お祝い事や大事な契約など人生の節目を迎えるときに、仏滅以外の縁起の良い日にするべきと考える人がいるかもしれません。

特に結婚や披露宴の日など、両親だけではなく、祖父母、親戚など多くの人が関わる場合は注意が必要になるでしょう。特にご年配のお日柄を気にする人は、仏滅にお祝い事を行うことを好まないことがあるかもしれません。実際に、仏滅には結婚式や披露宴を行う人が少ないため、費用を安くして設定したり、割引サービスを行ったりしている結婚式の会場もあります。人気の式場でも仏滅の日は空きがある、ということも少なくありません。七五三や成人式の前撮りなどお祝い事の記念撮影の場合も同じことが言えるでしょう。ただ近年では、仏滅が持つ意味を逆に取って「仏滅は悪を全部滅ぼし、新たな一歩につなげてくれる日」というとらえ方をする人も増えてきています。

引っ越しや転職など、気分を一新したい時には、あえて仏滅を選ぶという人もいるようです。「新しい自分に生まれ変わる」という気持ちで新たな一歩を踏み出そうとされている方には、ぴったりの日かもしれませんね。このように縁起が悪いと言われる仏滅であっても、考え方ひとつで意味が大きく変わってくることもあります。運勢や縁起が気になってしまったときは、意味を正しく知り自分なりに納得することが大切、ということなのかもしれません。

仏滅以外で縁起の悪い日

「大安」における「一粒万倍日」のように、「仏滅」以外にも縁起が悪いといわれる日がいくつか存在します。現代では聞きなれない日かもしれませんが、念のため代表的なものを3つ簡単にご紹介します。

・不成就日(ふじょうじゅび)
最も注意したいのが不成就日(ふじょうじゅび)です。読んで字のごとく何をやっても成就しない凶の日です。何か新しく物事を始める日には、適していない日とされています。

・黒日(くろび)
受死日(じゅしび)や十死日(じゅっしび)のことを「黒日」と呼びます。昔はカレンダーに黒丸で書かれていたことから「黒日」といわれるようになりました。暦上では最悪の日といわれ、葬儀以外の全ての物事が大凶となりますのでご注意ください。

・三箇の悪日(さんがのあくにち)
「大禍日(たいかにち)」「狼籍日(ろうしゃくにち)」「滅門日(めつもんにち)」の3つを三箇の悪日と呼びます。何をやるにも凶であるという意味があり、縁起の悪い日になります。特に法事や法要などの仏事を行うと大凶とされているため避けておきましょう。生まれた干支によって決まる日のためあまり多くはありませんが、お日柄が気になる場合にはお祝い事は、別の日にした方が無難かもしれません。

まとめ

今では当たり前のように人々の生活に馴染んでいる六曜は、古くから多くの人に親しまれてきた暦の考え方です。時代に翻弄されたこともありましたが、どの時代の人も運勢や縁起を重んじ、日常に取り入れて生活していたことがわかります。その一方で最近は、運勢や六曜などは気にせずに自分なりの解釈で楽しむ、という考えの人も増えてきているようです。気にしすぎることなく、ご自分のモチベーションを整えることに使ってみてもいいのかもしれません。お祝い事だけではなく、記念写真もモチベーションは大切でしょう。気持ちが整っているときに撮影したものならば、時が経ってから見ても美しく輝いて見えるのではないでしょうか。

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