前撮りで和装と洋装を両方着るなら?費用相場や当日の流れ
結婚式の前撮りで、和装と洋装の両方を選ぶカップルが増えています。和装と洋装どちらにもそれぞれのスタイルの魅力があり、一生に一度の特別な瞬間をより豊かに彩ることができるでしょう。今回は、和装と洋装の両方を選ぶメリットや費用相場、撮影日当日の流れについて詳しく解説します。参考にしてみてください。
和装と洋装の両方を選ぶメリット
せっかくのフォトウェディングで、和装を着るか洋装を着るか決めかねている、という人もいらっしゃるでしょう。
和装と洋装どちらを着ればよいのか迷った際には、後悔が残らないように思い切って両方着ることも検討してみてください。どちらにも違った魅力があり、フォトウェディングを豊かな思い出にしてくれるでしょう。まず、フォトウェディングで和装と洋装の両方を着るメリットを紹介します。
和装と洋装を両方の魅力を味わえる
和装と洋装を両方選ぶ最大のメリットは、好みの衣装や異なるスタイルで自分たちの魅力を引き出せることです。
たとえば、和装では古風で気品あふれる美しさを表現できます。白無垢や色打掛は、日本の伝統的な美を象徴し、フォトジェニックな仕上がりになります。一方、洋装ではドレスやタキシードで華やかでエレガントな姿を演出できます。
とくにウェディングドレスには憧れをもつ人も、一生に一度は着たいと考える人も多いでしょう。
ロケーションのバリエーションが増える
また、異なるシチュエーションやロケーションでの撮影を楽しめる点も、魅力のひとつです。
和装は、神社や庭園などの日本らしい風景に映えます。一方、洋装は洋館やチャペル、緑の多いガーデンなど、異国情緒あふれる場所で映えます。このような和装と洋装の組み合わせにより、一度の撮影で多彩なバリエーションの写真を残せます。
思い出のクオリティが高まる
さらに、ふたつの異なるスタイルで写真を残すことで、アルバムや映像作品としての完成度が高まります。
結婚式当日とは違ったシーンやコーディネートを楽しむことで、思い出に残る一冊に仕上がります。家族や友人に写真を見せる際にも、さまざまな表情やスタイルを楽しんでもらえるため、話題になることも多いです。
個性を活かすことができる
和装と洋装の両方を選ぶことで、ふたりの個性をより豊かに表現できるのもメリットです。
たとえば、和装で落ち着いた印象を出しつつ、洋装では明るく華やかな雰囲気を楽しむなど、撮影中に気分やシチュエーションを変えることが可能です。こうしたメリハリが、撮影そのものを楽しい思い出にするポイントにもなります。
フォトウェディングをたっぷり楽しめる
最後に、和装と洋装を組み合わせることで、撮影に対する満足度が高まるという点も見逃せません。
結婚式では忙しさのなかで衣装を楽しむ余裕がない可能性もありますが、フォトウェディングでは時間をかけて丁寧に撮影してくれるでしょう。そのため、和装も洋装もゆっくりと楽しみながら撮影に臨めるのです。
洋装・和装両方のフォトウェディングを行う費用相場
洋装・和装両方のフォトウェディングを行う際に気になるのは、やはり費用面でしょう。
和装と洋装の両方を選ぶフォトウェディングの費用相場は、一般的に5万円から15万円程度です。プラン内容や撮影するスタジオ、ロケーション撮影の有無などによって変動しますが、多くのカップルが15万円前後のプランを選んでいます。
まず、基本的なプランには衣装代、着付け、ヘアメイク、撮影料が含まれます。和装は洋装に比べて着付けや小物が多いため、少し高めになる傾向があります。また、和装は着付けに時間がかかり、その分の費用も考慮する必要があります。
撮影のシチュエーションによっても費用が異なります。スタジオ撮影のみであれば費用は抑えられますが、ロケーション撮影を希望する場合は追加費用が発生します。とくに和装での神社や庭園での撮影は、場所の使用料や許可申請が必要になることが多く、その分のコストが上乗せされます。
また、アルバムや映像データのオプションをつける場合も、費用が増えるポイントです。スタジオによっては、衣装や撮影シーンの追加に対する割引やセットプランが提供される場合もあるため、プラン内容を事前にしっかり確認することが重要です。
両方を選んだ場合は、追加で撮影代、人件費などがかかる場合があるので、併せて考慮しておきましょう。両方撮影するプランで割引をしているスタジオもあるので、確認してみてください。
和装と洋装両方のフォトウェディングには一定の費用がかかりますが、ふたりにとって大切な記念写真を残すための価値ある投資です。
撮影を行う日の流れ
撮影日をスムーズに進行させるためには、各段階でしっかりと準備をしておくことが重要です。
以下に、撮影当日の流れを各ポイントごとに解説します。これにより、撮影が順調に進むだけでなく、よりリラックスして撮影に臨むことができるでしょう。
集合と衣装選び
撮影当日、まずはスタジオや指定されたロケーションに集合します。
集合後は、和装・洋装それぞれの衣装選びや着替えが始まります。特に和装の場合は、着付けに時間がかかるため、余裕を持って準備を行うことが重要です。
和装の着付けとヘアメイク
和装の着付けには通常2時間程度を見積もっておく必要があります。
着付けが完了したら、ヘアメイクに進みます。和装のヘアスタイルは、日本髪や洋風アレンジから選ぶことができ、希望に合わせたスタイルが施されます。
和装の撮影開始
ヘアメイクが終わると、いよいよ和装の撮影が始まります。
神社や庭園、スタジオ内の和風セットなどが撮影場所として人気です。リラックスしながら、ポーズや表情の指示に従い、自然な表情を心掛けましょう。
洋装への着替えとヘアメイク変更
和装の撮影が終わったら、洋装に着替えます。
洋装の着替えとヘアメイクの変更には1時間から1時間半程度かかります。ドレスやタキシードに合わせたヘアスタイルやメイクが施され、次の撮影に備えます。
洋装の撮影
洋装では、チャペルや洋館、ガーデンなどがよく選ばれる撮影場所です。
和装とは異なり、華やかで自由な雰囲気の中で撮影が行われるため、自然な笑顔や動きを大切にしてください。小物やブーケを取り入れることで、さらに写真の完成度が高まるでしょう。
写真の確認と打ち合わせ
撮影が全て終わったら、スタジオで写真のチェックを行います。
この段階で、アルバムや映像の編集についての打ち合わせも行い、完成までのスケジュールを確認します。撮影当日は、時間に余裕を持ちながらも、各段階での準備をしっかり行うことが成功の鍵です。
まとめ
いかがでしたか。和装と洋装にはそれぞれ魅力があります。もし、どちらか一方だけを選べない場合は思い切って和装と洋装、どちらも撮影してみてもよいでしょう。両方を選ぶことで、異なるスタイルの魅力と写真へのこだわり、撮影を一度に楽しめる素晴らしい前撮り体験が実現します。費用はやや高めですが、それに見合った特別な思い出と写真を残せるでしょう。衣装替えがあり、撮影日はタイトなスケジュールになることが予想されます。当日のスケジュールをしっかり確認し、準備を整えて撮影に臨むことで、後悔のない素敵な写真を手に入れてください。和装と洋装、どちらのスタイルも自分らしさを大切に選び、思い出に残る撮影を心ゆくまで楽しんでください。